第6章 PHPSpec の実行方法

目次

6.1. コンソールからの実行
6.2. HTTP 経由の実行

PHPSpec でスペックやサンプルを実行する方法には、二通りのモードがあります。 このマニュアルで主に使用する方法は、bash や MS-DOS などのコマンドプロンプトから phpspec コマンドを実行するものです。 もうひとつの方法としては、.php ファイルの URL を指定してお好みのウェブブラウザで開くというものもあります。 この方式では、プレーンテキストあるいは HTML のいずれかで結果を出力することができます。 また、さまざまなオプションも指定することができます。

6.1. コンソールからの実行

PHPSpec のデフォルトの実行方法はをコンソールから実行する方式であり、 これは何も追加の作業なしに行うことができます。 スペックを書いたら、単にコマンドラインからその場所に移動して 次のコマンドを実行するだけです。

phpspec --recursive

この単純なコマンドは、 カレントディレクトリ以下を再帰的にスキャンします。 そして、見つかったすべてのスペックファイルについて、 すべてのサンプルを実行します。 このように単純に使えるため、 コンソールから使用するのは最もよい選択といえるでしょう。 Unix のコンソールを使用している場合は、 なんと結果がカラーで表示されます!

phpspec コマンドにはさまざまなオプションがあります。 バージョンが上がるにつれて、さらにオプションが追加される予定です。 各オプションには、通常は長いバージョンと (1 文字の) 短いバージョンがあります。 現在使用可能なオプションの一覧を、次の表にまとめます。

表 6.1. PHPSpec コマンドのオプション

長い形式 短い形式 説明
--recursive -r カレントディレクトリ以下を再帰的にスキャンします。 そして、見つかったすべてのスペックファイルについて、 すべてのサンプルを実行します。
--reporter=[html/console/text] なし いずれかのレポーターを使用して、出力形式を HTML、プレーンテキスト、あるいは標準コンソール出力 のいずれかに指定します。 デフォルト設定は状況に依存しますが、 コマンドラインから PHPSpec を実行した場合のデフォルトは、 常に標準コンソール出力です。
--specdoc -s すべてのレポーターの出力結果に、specdoc (すべてのスペックを普通の文章になおした一覧) を追加します。